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東京西ロータリークラブ 小学校支援プロジェクト

雑誌「国際協力プラザ2003年1月号」より

米国人の記者の話を契機に
東京西ロータリークラブ(RC)が、カンボジアで小学校建設のプロジェクトを始めたきっかけは、2000年のある日の例会にアメリカ人ジャーナリストのバーナード・クリッシャー氏(元ニューズウィーク東京支社長)を招いたことだった。
 クリッシャー氏は、地雷を回避しながら200校を目標に学校建設を進めている人物だ。卓話のなかでは、とカンボジアは(戦争で)、3000もの村に学校はなく、校舎があっても粗末な状況で、雨期になると使用不能になってしまう現状などが報告された。


この話を聞いてからまもなく、RC会員の間で「氏の活動を支援しよう」という声が上がった。
会合を通して多くの賛同をあつめたことから話が進み、国際奉仕委員会(世界社会奉仕委員会)との共同プロジェクトとして、カンボジアの学校建設が決まったのである。


引き渡し式に文房具なども贈呈

資金は、委員会の予算や同RC内での募金のほか、世界銀行の開発途上国向けプログラムを利用して集めた。また、クリッシャー氏からも具体的な援助の進め方についてアドバイスを受けた。建設地は、会員がカンボジアを視察した上で、プノンペンから西に80キロに位置するコンポンスピュー地区に決定。
2001年8月に新校舎が完成した。(参考1)


子どもたちに夢と希望と勇気を

2002年1月におこなわれた引き渡し式には5人のクラブ代表が出席し、文房具、 スポーツ用品、自転車などを子供達に手渡した。

この小学校では、以前は野外が主で、雨期には授業がほとんど出来ない状態であった。しかし、新校舎の完成によって、4教室で授業を受けることが出来るようになり、生徒たちは午前・午後の2部交代制で、約400名が学んでいる。
さらに、昨年はパソコンを贈呈。電気が通っていない地域のため、パソコン教育や夜間照明に必要な電源となるソーラー設備を寄贈するなど、学校施設の充実を継続して支援している。
東京西RCでは、学校の使用状況や教師の待遇などを視察するために、昨年12月にも会員が同校を訪問。現地の要請に応えて、文房具などを追加支援することにしている。
「子どもたちに夢と希望と勇気を与えられれば、これ以上の喜びはありません」と、同RC会員で国際奉仕委員長であった岩本猛さんは話している。(参考2)

(参考1)
資金的にも、人的にも大きな負担が必要なこの計画は、両委員会からクラブ全体での大きなプロジェクトとなり、クラブ奉仕委員会の親睦活動からクラブイベント等の資金を、またニコニコからも、さらに夫人の集まりのむつみ会からも、バザーの収益金をいただき、会員一丸となって学校建設のための力が集って行くこととなりました。

さらに、この計画は工期が必要であり、前年度に計画実行、そして2001-2002年度に完成、そして今後の道筋を作るという、継続的な奉仕活動になることが決定されました。
小学校建設の資金は、地区での世界社会奉仕委員会にも相談したものの、ロータリー財団は、不動産や人的投資には使うことが出来ないと言うことでありましたので、世界銀行の途上国向けの援助プログラムを利用することを進め、結果としてクラブの負担も軽減されました。

建設地は、ロータリアンだけでなく、将来ローターアクトが行けるように安全であり、かつ必要性のある村を選択しました。
クラブ全体の行動も活発となりました。実施に、場所の決定前に会員が、東南アジアへの出張時に時間を割き、現地に訪れました。また、建設の着工に際し、2名の会員が現地の状況を確認のため足を運びました。いずれも「新しい校舎の完成を楽しみにしている子供達」に囲まれ、計画の実施への意志が強固なものになったのでした。

(参考2)

2001年8月立派な校舎が完成した際、文房具、プノンペンで、学校の備品や、生徒の皆さんへの贈り物として文具を調達、それらを抱えて引き渡し式を行うために村に向かいました。80kmという道は予想以上に大変でした。途中から舗装はなく、赤土の埃の噴煙の中を進み、いつ壊れてもおかしくない橋を越えていきました。しかし、完成された小学校を見たとき、学校に並んだ歓迎の幟をみたとき、村中をあげての喜びの声を聞いて、たくさんの子供達の笑顔にふれて、本当に達成の喜びを感じたのです。その後現在に至るまで、何人もの会員が小学校を訪問しました。今後も、600名以上の笑顔に会うために訪問が続くことになると思います。